
エステティシャンになる方法は人によって様々です。
高校卒業後に独学で知識や技術を習得し、関連する各種資格や検定を受ける人もいますが、卒業後すぐに現場で活躍できるだけの知識と技術を身につけたいと思うならば美容専門学校など通学スタイルで学ぶのが一般的です。
道のり1・専門知識と技術を身につけよう
まず、エステティシャンのプロとして活躍するためには、フェイシャルからボディなどのエステティシャン技術やリフレクソロジーなどのリラクゼーションスキル、各種機器の取り扱いやカウンセリングテクニックなど様々な知識と技術を学ぶ必要があります。
エステティシャンに関することを学ぶ方法は3つ。
美容系の専門学校に通う「通学スタイル」と各種専門学校が行っている「通信講座」「独学」です。
もっとも自分に適していると思われる方法を選びプロを目指すようにしましょう。
技術や知識を習得するためには最低でも半年、各種資格や検定取得期間を入れると1年から2年の期間は必要となります。
各種学校の詳しい説明についてはホームページや無料の資料請求が利用可能で気軽に情報を入手することができます。
道のり2・関連する資格取得でレベルアップをはかろう
エステティシャンが資格取得は絶対ではありませんが、企業やサロンによっては資格取得が採用基準に定められているところもあります。
また、資格保持者というだけで特別手当が支給されたり収入面にもプラスに作用する場合もありますので、ワンランク上のエステティシャンを目指すならば各種資格取得を目指すことは無駄ではありません。
代表的な資格は、以下の通りで各団体が実施しています。
日本エステティック協会実施の「認定エステティシャン」「認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)」「ボディ認定エステティシャン」「フェイシャル認定エステティシャン」日本エステティック業協会実施の「AEA認定エステティシャン」などがあります。
資格取得を目指すことでスキルアップにも繋がりますので、積極的に取得することをおすすめします。
道のり3・現場経験を重ねてスキルを磨こう
エステティシャンの関連「スクール」や「通信」「独学」を経て、各種資格を取得できたからといって、すぐにプロとして活躍することはできません。
卒業後の就職先はサロンやブライダル関係、その他大手企業や化粧品メーカーなど色々とありますが、1年ないし2年は下積みの経験を積む必要があります。
人を相手にする仕事ですからテクニックだけでどうにでもなるということはありません。
お客様が満足してはじめて評価される世界ですから、まずは現場というものがどういったところなのか、人に満足してもらうためにはどのようなサービスを心がければいいのかトータル的な能力を養う必要があります。
下積みの経験が辛いからといって早期に職場を離れる人も多いようですが、何事も下積みの辛い日々を経験して次のステージに進むのが基本だということを忘れないようにしましょう。
エステティシャンの仕事と資格に興味がある方
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